2026年の全仏オープン女子シングルスを制した、ミラ・アンドレーワ選手。
19歳で初めてグランドスラムの頂点に立ったアンドレーワ選手は、決勝でポーランドのマヤ・フバリンスカ選手を6-3、6-2で破りました。全仏女子シングルスでは、1992年のモニカ・セレス以来となる若さでの優勝です。
今回は、アンドレーワ選手が全仏オープン2026で使用していたテニスラケットやシューズについて、メーカー公式情報と大会写真をもとに紹介します。
調査日:2026年7月4日
ミラ・アンドレーワの使用ギア一覧
| 種類 | 使用モデル |
|---|---|
| ラケット | ウイルソン BLADE V10 |
| 市販品に近いモデル | ウイルソン BLADE 100 PRO V10 |
| ストリング | ルキシロン ALU POWER |
| シューズ | ナイキ ズーム GP チャレンジ 1.5 PRM |
| 全仏2026着用カラー | パールピンク/ピンクフォーム/チョーク/ライトマゼンタ |
| シューズ品番 | IQ6076-601 |
ラケットについて、ウイルソン公式が明記しているのは「BLADE V10」です。選手用フレームの詳細は公表されていませんが、複数の専門店・ラケット専門メディアは「BLADE 100 PRO V10」をアンドレーワ選手の使用モデルとして紹介しています。
使用ラケットは「ウイルソン BLADE V10」
@wilsontennisインスタより
アンドレーワ選手が全仏オープン2026で使用していたラケットは、ウイルソンの「BLADE V10」シリーズです。
ウイルソン公式の全仏オープン2026特設ページでは、アンドレーワ選手がBLADE V10を使用して初のグランドスラムタイトルを獲得したと紹介されています。また、日本のウイルソン公式ページでも、BLADE V10を使用する契約選手として掲載されています。
市販品に近いのは「BLADE 100 PRO V10」
ラケット専門メディアのTennisnerdは、2026年6月5日の更新記事で、アンドレーワ選手のフレームを「BLADE 100 PRO V10」と紹介しています。
もともとは女子ツアーで人気の高い「Wilson Steam 100 BLX」系のモールドで、現在はBLADE 100 PRO V10として市販されているモデルに近いとされています。テニス用品専門店のTennis Expressも、アンドレーワ選手の使用ラケットとして同モデルを掲載しています。
ただし、プロ選手が使用するラケットは、重量やバランス、グリップ、ストリングの張りなどが個別に調整されています。市販のBLADE 100 PRO V10と、アンドレーワ選手の実使用品が完全に同じ仕様であることは確認できません。
BLADE 100 PRO V10のスペック
ウイルソン公式が掲載している市販モデルの基本スペックは、次のとおりです。
| 項目 | スペック |
|---|---|
| フェイス面積 | 100平方インチ |
| フレーム重量 | 平均295g |
| ストリングパターン | 16×20 |
| 長さ | 27.25インチ |
| 販売区分 | 取扱店限定商品 |
一般的な27インチのラケットより0.25インチ長く、リーチやサーブ時の打点の高さを確保しやすい設計です。100平方インチのフェイスと16×20のストリングパターンを組み合わせ、パワーだけでなくコントロール性能も重視した仕様になっています。
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アンドレーワのプレースタイルと相性が良い理由
アンドレーワ選手は、ベースラインから安定したストロークを続けながら、相手の短いボールを逃さず攻撃につなげるタイプです。
BLADE 100 PRO V10の100平方インチという扱いやすいフェイスサイズと、やや長い27.25インチの設計は、深いボールを打ちながら広いコートをカバーするプレーに向いていると考えられます。
また、16×20という比較的密度の高いストリングパターンは、強打した際にもボールの軌道を調整しやすく、コースを狙うストロークとの相性が良さそうです。これは公表スペックからの分析であり、選手本人やメーカーが使用理由として説明したものではありません。
ストリングは「ルキシロン ALU POWER」
Tennisnerdによると、アンドレーワ選手はルキシロンのポリエステルストリング「ALU POWER」を全面に張るセッティングを使用しています。
以前は耐久性とテンション維持性能に優れた「4G」を使用していましたが、その後、スピン性能を得やすいALU POWERに変更したと報告されています。ラケット上部の12時方向には、重量調整用のリードテープも装着されているとしています。
ただし、ストリングの太さや張力、試合ごとの細かな変更については、メーカーによる最新の公式発表を確認できません。
着用シューズは「ナイキ ズーム GP チャレンジ 1.5 PRM」
@wilsontennisインスタグラムより
全仏オープン2026でアンドレーワ選手が履いていたシューズは、ナイキの「ズーム GP チャレンジ 1.5 PRM」です。
全仏決勝の大会公式写真では、ピンクを基調としたGP Challengeシリーズのシューズを確認できます。ナイキ公式では、品番「IQ6076-601」について、アンドレーワ選手と同じカラーであると明記しています。
全仏2026着用カラー
正式なカラー表記は次のとおりです。
パールピンク/ピンクフォーム/チョーク/ライトマゼンタ
品番はIQ6076-601です。
フランスとバレエのつながりから着想を得た特別仕様で、舞台衣装の優雅さや装飾をイメージしたデザインと説明されています。全仏オープンの赤土に映える、淡いピンク系のカラーリングが特徴です。

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ズーム GP チャレンジ 1.5 PRMの特徴
前足部とヒールにAir Zoomを搭載
前足部とヒールの両方にAir Zoomユニットを搭載しています。
前足部は最初の一歩や切り返しで反発力を得やすく、ヒール側は着地時のサポートを担当します。ベースラインで細かくポジションを調整する選手に適した構造です。
横方向の安定性を重視
ミッドフット部分には強度のあるプレートが配置されています。
左右への切り返しや、ボールを追って急停止する場面で足元を安定させる設計です。シューレース周辺のウェビングとプレートが連動し、横移動時の足のずれを抑えます。
つま先部分の耐久性を強化
つま先の内側や前足部には、摩耗に強いラバーが追加されています。
テニスではスライドやサーブの動作でつま先部分を擦りやすいため、負荷がかかりやすい部分を重点的に補強した構造です。
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ラケットとシューズに共通する特徴
アンドレーワ選手のギアは、単純なパワーだけでなく、次の3点を重視した組み合わせといえます。
安定性、コントロール、素早い切り返しです。
BLADE 100 PRO V10に近いラケットは、100平方インチの扱いやすさを持ちながら、16×20のストリングパターンでコントロール性を確保しています。
一方のズーム GP チャレンジ 1.5 PRMは、前後のAir Zoomとミッドフットプレートによって、クッション性と横方向の安定性を両立しています。粘り強くラリーを続け、チャンスでは一気に攻撃するアンドレーワ選手に合った組み合わせと考えられます。これは各製品の公表スペックに基づく分析です。
市販モデルを購入する際の注意点
アンドレーワ選手と同じシリーズを選びたい場合、ラケットは「BLADE 100 PRO V10」、シューズは「ズーム GP チャレンジ 1.5 PRM」が候補になります。
ただし、ラケットはプロ用に重量やバランスが調整されている可能性が高いため、市販品を購入しても選手と完全に同じ使用感になるわけではありません。
特にBLADE 100 PRO V10は27.25インチのロング仕様で、市販状態でも平均295gあります。初心者の場合は、通常のBLADE 100 V10や軽量なBLADE 100L V10も比較したほうが扱いやすいでしょう。ウイルソン公式では、BLADE 100 V10を平均300g、BLADE 100L V10を平均285gと案内しています。
まとめ
全仏オープン2026女王、ミラ・アンドレーワ選手の使用ギアは、次のモデルです。
- ラケット:ウイルソン BLADE V10
- 市販品に近いラケット:BLADE 100 PRO V10
- ストリング:ルキシロン ALU POWERと報告
- シューズ:ナイキ ズーム GP チャレンジ 1.5 PRM
- 全仏2026カラー:パールピンク/ピンクフォーム/チョーク/ライトマゼンタ
- シューズ品番:IQ6076-601
BLADEシリーズのコントロール性能と、GP チャレンジ1.5の安定性を組み合わせた、アンドレーワ選手らしい実戦的なギア構成です。
なお、選手用ラケットの重量やバランス、ストリングの正確な張力については、2026年7月4日時点で公式情報を確認できません。


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