2026年全米オープン男子シングルスを制した、ドイツのアレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev)。
2026年9月13日の決勝ではベン・シェルトンを6-3、7-6(2)、5-7、6-2で破り、自身初の全米オープンタイトルを獲得しました。2026年全仏オープンに続く、自身2度目のグランドスラム優勝です。
そこでこの記事では、全米オープン2026優勝時のズベレフが使用していた、
- ラケット
- ストリング
- シューズ
- ウェア
- テニスバッグ
を調査しました。
特に注意したいのがラケットです。
現在販売されているHEAD Gravity TOUR Zverev 2026はズベレフとの共同開発モデルですが、ズベレフ本人が試合で使うラケットは、市販品そのものではなくHEADのプロストック仕様とみられます。
まずは結論から見ていきましょう。
ズベレフの2026年全米オープン使用アイテム一覧
| アイテム | 使用モデル・シリーズ | 確認状況 |
|---|---|---|
| ラケット | HEAD Gravity系プロストック | 実機型番は公式非公表 |
| 市販シグネチャーモデル | HEAD Gravity TOUR Zverev 2026 | HEAD公式確認 |
| ストリング | HEAD Hawk Touch 1.25mm | HEAD公式で使用選手確認 |
| ハイブリッド | Babolat Touch VS 1.30mmとの組み合わせが報告 | 専門媒体情報 |
| シューズ | adidas Defiant Speed 2 | 全米OP決勝実使用品を確認 |
| 全米OPカラー | Distilled Pink / White系 | 実使用写真・販売モデル確認 |
| ウェア | adidas New York Collection 2026 | adidas公式確認 |
| トップス | New York 3D Pro Freelift Top系とみられる | adidas公式コレクション+実使用写真 |
| バッグ | HEAD Pro X Duffle Bag L Zverev Edition | HEAD公式確認 |
※ラケットのプロストック型番、テンション、ウェアの商品番号など、メーカーが大会ごとの実仕様を公表していない部分については断定していません。
ズベレフのラケットはHEAD Gravity
Alexander Zverevインスタより
ズベレフは長年HEADと契約しており、2026年には本人との共同開発による限定コレクション**「Gravity Zverev Collection」**が登場しました。
その中心となる市販モデルが、
HEAD Gravity TOUR Zverev 2026
です。

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HEAD公式では「アレクサンダー・ズベレフとの共同開発による限定版ラケット」と明記されています。
ゴールドとディープパープルを組み合わせた左右非対称の「Flip Design」が特徴で、ニューヨークとズベレフ自身のスタイルをイメージしたデザインになっています。
Gravity TOUR Zverev 2026のスペック
| 項目 | Gravity TOUR Zverev 2026 |
|---|---|
| フェイスサイズ | 98平方インチ |
| 重量 | 305g・未張り |
| バランス | 320mm |
| 長さ | 27インチ |
| ストリングパターン | 16×19 |
| フレーム厚 | 22mm |
| テクノロジー | Auxetic 2.0など |
HEAD公式でも98平方インチ、305g、320mm、16×19、22mmという仕様が確認できます。
楽天市場でも2026年8月28日発売モデルとして流通しています。
Gravity TOUR Zverev 2026の商品リンク
HEAD Gravity TOUR Zverev 2026
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市販Gravity TOURとズベレフ実使用ラケットは何が違う?
ここはこの記事で最も重要なポイントです。
「Gravity TOUR Zverev 2026=ズベレフ本人が使っているラケットそのもの」ではありません。
HEAD公式のGravity Zverev Collectionにも、
HEAD契約プロ選手は、表示されているモデルとは異なるラケットを使用している場合があります。
という注意書きがあります。
実使用ラケットはHEADのプロストック
2026年のギア専門情報では、ズベレフが試合で使用するラケットはHEAD Gravity系のプロストックとされています。
ただし、正確なプロストックコードについては情報が一致していません。
3tennisは2026年9月11日の再確認情報として、
- HEAD pro stock TGT 344.3
- HEAD Hawk Touch 1.25mm
- Babolat VS Touch 1.30mm
- 約24kg/25kg
- 鉛テープやシリコンによるカスタム
と掲載しています。
一方、Baseline Laboratoryなどは2026年6月時点で、ズベレフが新しいTGT 341.2/Gravity Tour 100系プロストックへ変更したと報告しています。
つまり、2026年全米オープン決勝で使ったフレームの正確なプロストックコードは、メーカー公式情報からは確認できません。
そのため本記事では、
「HEAD Gravity系のカスタムされたプロストック」
と表記するのが最も正確と判断しています。
市販モデルと実使用モデルを比較
| 項目 | Gravity TOUR Zverev 2026市販版 | ズベレフ実使用機 |
|---|---|---|
| 種類 | 市販モデル | HEADプロストック |
| フェイス | 98平方インチ | 専門媒体では100平方インチ前後との報告あり |
| 重量 | 305g・未張り | 約343g張り上がりとの報告 |
| バランス | 320mm・未張り | 約330mmとの報告 |
| パターン | 16×19 | 18×20系との報告 |
| SW | 市販仕様 | 約360との報告 |
| カスタム | 基本なし | 鉛・シリコン等の報告 |
| 型番 | 239806 | 正式には確認できず |
約343g、33cmバランス、SW360前後という数値も専門媒体による測定・報告値で、HEADが公式発表したものではありません。
つまり、ズベレフの打球感を完全に再現することは難しいものの、一般ユーザーがズベレフ仕様のデザインとGravityシリーズの特性を楽しむならGravity TOUR Zverev 2026が現実的な選択肢です。
ズベレフのストリングはHEAD Hawk Touch
ストリングについては、ラケットより明確です。
HEAD公式はHawk Touchの使用選手として、
- Jannik Sinner
- Alexander Zverev
を掲載しています。
日本公式で確認できるズベレフ推奨モデルは17G・1.25mmです。
Hawk Touchはポリエステル製のモノフィラメントで、HEADでは特にコントロールとタッチ性能を重視したツアー系ストリングとして位置づけられています。
Hawk Touch 1.25mmの商品リンク
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Babolat Touch VSとのハイブリッド
ギア専門情報ではズベレフは、
メイン:HEAD Hawk Touch 1.25mm
クロス:Babolat Touch VS Natural Gut 1.30mm
というハイブリッドを使っていると報告されています。
テンションについても、
約24kg/25kg
という報告があります。
ただし、プロ選手のテンションは気温・湿度・コート・ボールなどによって変えるため、2026年全米オープン決勝ですべてのラケットが24kg/25kgだったことまでは確認できません。
Babolatの現行商品名はTouch VS 12M。公式では1.30mmを含むナチュラルガットを販売しています。
Babolat Touch VSの商品リンク
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ズベレフのシューズはadidas Defiant Speed 2
@adidastennisインスタグラムより
全米オープン2026で使用したアイテムの中で、特に確実に特定できるのがシューズです。
使用モデルは、
adidas Defiant Speed 2
です。
Sotheby’sでは、2026年9月13日の全米オープン男子決勝でズベレフ本人が履いた実使用シューズが出品され、
adidas Defiant Speed 2/US13
と明記されています。
さらに、この個体は準決勝など複数試合とのフォトマッチも実施されています。
全米OPではピンク系カラーを着用
決勝で目を引いたのが淡いピンクのシューズです。
販売モデルでは、
Distilled Pink / White
品番:KK4396
のメンズDefiant Speed 2が確認できます。
Defiant Speed 2にはLightstrikeミッドソールやAdiwearアウトソールが採用され、軽量性、反応性、コートとの一体感を重視したテニスシューズです。
日本のadidas公式でもDefiant Speed 2自体は販売されていますが、2026年9月17日時点では全米OPで履いたDistilled Pinkと同一カラーの日本公式販売ページは確認できませんでした。
Defiant Speed 2の商品リンク
adidas公式でDefiant Speed 2を見る
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ズベレフのシューズについては、モデルの特徴や歴代シューズをこちらの記事でも詳しく紹介しています。
ズベレフの全米OPウェアはadidas New York Collection 2026
2026年全米オープンでズベレフが着用したウェアは、adidas New York Collection 2026です。
adidasは2026年7月15日にNew York Collectionを発表し、同コレクションをコートで着用する選手としてAlexander Zverevを正式に挙げています。
発売日は2026年8月1日です。
カラーリングは、
White
Distilled Pink
Maroon
を中心に構成されています。
これは全米オープン決勝でズベレフが着ていた、淡いピンクのトップスとマルーン系ショーツにも一致します。
トップスはNew York 3D Pro Freelift Top系
コレクションには男子向けの、
New York 3D Pro Freelift Top
がラインナップされています。
前後に立体的な3D構造を配置し、CLIMACOOL+によって生地と肌の間に空間を作り、通気性と放熱性を高める設計です。
大会写真でもズベレフのトップスに特徴的な3D状の凹凸が確認できます。
ただし、adidasが「決勝でズベレフが着た製品番号はこれ」と個別の商品番号まで公表している資料は確認できません。
そのため、
「New York 3D Pro Freelift Top系とみられる」
までの表記にしています。
adidas New York Collectionの商品リンク
adidas公式発表を見る
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ズベレフのバッグはHEAD Pro X Duffle Bag L Zverev Edition
2026年のGravity Zverev Collectionにはラケットだけでなく、ズベレフ仕様のバッグも用意されています。
モデル名は、
HEAD PRO X Duffle Racquet Bag L Zverev LTD
(Pro X Duffle Bag L Zverev Edition)
です。

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ヘッド HEAD テニスバッグ・ケース Pro X Duffle Bag L Zverev LTD NV プロエックス ダッフルバッグ L ズベレフ 260137
HEAD公式Gravity Zverev Collectionにも掲載されており、ダークネイビーをベースにゴールドとパープルを組み合わせ、ズベレフのパーソナルロゴが配置されています。
国内販売品では、
- サイズ:75×32×34cm
- 容量:約75L
- CCT+ラケット収納
- シューズ収納
- 取り外し可能なウェア用バッグ
- ズベレフロゴ
- ゴールドのキーチェーン
などが確認できます。
全米オープン2026の大会写真でも、ズベレフのベンチ脇にHEAD製バッグが確認できます。
Pro X Duffle Bag L Zverev Editionの商品リンク
HEAD公式で見る
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ズベレフと同じラケットを選ぶならどれ?
ズベレフ本人とまったく同じプロストックラケットを一般ユーザーが入手し、同じセッティングで使うのは現実的ではありません。
2026年モデルから選ぶなら、最もズベレフらしさを楽しみやすいのは、
HEAD Gravity TOUR Zverev 2026
でしょう。
98平方インチ、305g、16×19という上級者・競技者向けのスペックなので、自分でしっかりスイングしてパワーを出せるプレーヤー向きです。HEAD自身も、精度とコントロールを求めるトーナメントプレーヤー向けと位置づけています。
一方、「ズベレフカラーは欲しいけれどTOURは少しハード」という人にはGravity MP Zverev 2026という選択肢もあります。
MPは100平方インチ・295g・16×20で、TOURより扱いやすい仕様です。
ズベレフ使用ギアに関するFAQ
ズベレフが使っているラケットは何ですか?
HEAD Gravityシリーズのコスメティックを使用しています。2026年には本人との共同開発による「Gravity Zverev Collection」が登場しています。ただし、試合で使っている実機は市販品そのものではなく、HEAD製プロストックとみられます。正確なプロストック型番は公式には確認できません。
Gravity TOUR Zverev 2026は本人と同じラケットですか?
同じシリーズ・デザインコンセプトですが、実使用機と同一スペックとは確認できません。市販TOURは98平方インチ・305g・16×19。実使用機については専門媒体から約343g、18×20系などの情報が出ています。
ズベレフが使っているガットは?
HEAD公式ではHawk Touch使用選手としてズベレフが掲載されています。専門媒体ではHawk Touch 1.25mmとBabolat Touch VS 1.30mmのハイブリッドが報告されています。
2026年全米オープンで履いていたシューズは?
adidas Defiant Speed 2です。Sotheby’sが決勝実使用品を「adidas Defiant Speed 2、Size 13」として確認しています。
まとめ|ズベレフの2026年全米OP優勝ギア
2026年全米オープンを制したアレクサンダー・ズベレフ。
注目の使用ギアを整理すると、
ラケット:HEAD Gravity系プロストック
市販モデル:HEAD Gravity TOUR Zverev 2026
ストリング:HEAD Hawk Touch 1.25mm+Babolat Touch VS 1.30mmとの報告
シューズ:adidas Defiant Speed 2
ウェア:adidas New York Collection 2026
バッグ:HEAD Pro X Duffle Bag L Zverev Edition
という組み合わせになります。
なかでも2026年に登場したGravity TOUR Zverev 2026は、ゴールド×ディープパープルという特別デザインで、全米オープン優勝によってさらに注目を集めそうです。
ただし、プロ選手のラケットは市販品と内部仕様や重量、バランスなどが異なることが珍しくありません。
「ズベレフと同じものを使いたい」という場合も、市販Gravity TOUR Zverev 2026は“ズベレフ本人の実機そのもの”ではなく、一般販売向けシグネチャーモデルとして選ぶのが正確です。
シューズについて詳しく知りたい方はこちらもあわせてご覧ください。


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