女子バレーボール日本代表の守備を支えるポジションが「リベロ」です。
相手の強烈なスパイクやサーブに反応するため、リベロには低い姿勢から素早く動く瞬発力、左右への切り返し、急停止時の安定性が求められます。
そんな日本代表のリベロとして活躍する小島満菜美選手と福留慧美選手が着用してきたモデルとして確認できるのが、ミズノのバレーボールシューズ「ロイヤルフェニックス」です。
この記事では、着用モデル**ミズノ「ロイヤルフェニックス2」**を中心に、特徴やスペック、リベロに適している理由を詳しく紹介します。
小島満菜美・福留慧美は女子日本代表のリベロ
小島満菜美選手と福留慧美選手は、VNL 2026の女子日本代表公式登録ページで、ともにリベロとして掲載されています。
2人はパリ2024オリンピックでも日本代表メンバーに選出されました。日本がリベロを2人登録する編成を採用したことで、小島選手と福留選手がそれぞれの強みを生かしながら日本の守備を支えました。
小島満菜美選手
LOVB Salt Lake Volleyballインスタグラムより
小島満菜美選手は、素早い反応と広い守備範囲を武器にするリベロです。
2024年のバレーボールネーションズリーグでは、日本の銀メダル獲得に貢献。大会終了後には、ポジション別表彰のベストリベロに選出されました。
2025年VNLの日本代表選手を対象にした着用シューズ調査では、小島選手のモデルとして次の商品が掲載されています。
ミズノ ロイヤルフェニックス2
ただし、これは試合写真を基にした第三者による調査であり、メーカー公式の着用発表ではありません。
福留慧美選手
福留慧美選手も、国際大会で日本の守備を支えてきたリベロです。
2023年9月17日の試合写真を基にした着用シューズ調査では、福留選手が履いていたモデルとして、次の商品名と品番が掲載されています。
ミズノ ロイヤルフェニックス2
品番:V1GA173025
カラー:ホワイト×ネイビー×ゴールド
2人の着用モデルは「ロイヤルフェニックス2」

ロイヤルフェニックスは、ミズノがリベロとセッターの動作を分析して開発したポジション特化型のバレーボールシューズです。
初代モデルは2015年に発表されました。ミズノの公式発表では、「素足感覚」の軽さを追求しながら、前後左右への素早い動きに対応するリベロ・セッター専用シューズと説明されています。
小島選手と福留選手の着用モデルとして情報が確認できるのは、その第2世代に当たるロイヤルフェニックス2です。
ロイヤルフェニックス2の基本スペック
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 商品名 | ミズノ ロイヤルフェニックス2 |
| 英語表記 | MIZUNO ROYAL PHOENIX 2 |
| 基本品番 | V1GA1730 |
| 主な対象 | リベロ、セッター |
| タイプ | ローカット |
| 重量 | 約250g・27.0cm片足 |
| アッパー | 合成繊維、人工皮革 |
| ソール | 合成底 |
| 発売当時の価格 | 13,200円(税込) |
| 福留選手の確認カラー | ホワイト×ネイビー×ゴールド |
| カラー品番 | V1GA173025 |
重量、素材、価格、カラーについては、販売当時の商品情報で確認できます。
ロイヤルフェニックス2の特徴
約250gの軽量設計
ロイヤルフェニックス2は、27.0cm片足で約250gの軽量モデルです。
シューズが重いと、低い姿勢から一歩目を踏み出す際や、細かなステップを繰り返す場面で足に負担を感じやすくなります。
ロイヤルフェニックス2はクッションを厚くするよりも、素早く足を運べる軽さを優先した設計です。レシーブ位置へ瞬時に移動するリベロや、ボールの下へ入るセッターを主な対象としています。
横方向の足ずれを抑えるアッパー
リベロは前後の動きだけでなく、コートの左右へ大きく踏み出す動作を頻繁に行います。
ロイヤルフェニックス2は、横方向へ動いたときにシューズ内部で足がずれるのを抑えることを目的としたアッパー構造を採用。着用モデル調査の商品説明では、強度を持たせたアッパーによって横ずれを抑え、瞬間的な反応を支えるモデルと紹介されています。
蹴り出しや切り返しを意識したソール
レシーブでは、進行方向を急に変えたり、止まった状態から一気に動いたりする場面があります。
ロイヤルフェニックスシリーズは、足全体でコートを捉える感覚や、前後左右への体重移動を重視したソール設計が特徴です。
ロイヤルフェニックス2についても、アウトソールのねじれを利用して、切り返し時の蹴り出しを支える設計として紹介されています。
足裏に近い低い感覚
厚底で柔らかく沈み込むシューズとは異なり、ロイヤルフェニックスはコートとの距離を近く感じやすい設計です。
後に発売されたロイヤルフェニックス3でも、薄底設計やソールの縦溝、フラットな接地面によって、足全体でコートをつかむ感覚を追求しています。シリーズを通して、クッションの厚さよりも接地感と反応性を重視していることが分かります。
なぜロイヤルフェニックスはリベロに向いている?
リベロは、スパイクを打つ選手とは異なる動作を繰り返します。
ジャンプの高さよりも重要になるのが、相手の打球を予測してからボールの落下地点へ入るまでの速さです。
ロイヤルフェニックス2は、次のようなリベロ特有の動きと相性がよいモデルです。
- 低い構えからの素早い一歩目
- 左右への細かなステップ
- レシーブ方向に合わせた急な切り返し
- 前方へ飛び込むフライングレシーブ
- レシーブ後にすぐ体勢を戻す動作
約250gの軽さと横ずれを抑えるアッパーにより、シューズの中で足が動くことによるタイムロスを減らしやすい設計です。
小島選手と福留選手のように、相手のスパイクへ瞬時に反応するリベロに適したシューズといえるでしょう。
ロイヤルフェニックス2はどんな人におすすめ?
ロイヤルフェニックス2は、特に次のようなプレーヤーと相性のよいシューズです。
リベロ・セッター
もともとリベロとセッターのために開発されたシリーズです。
細かなステップや素早い方向転換が多く、ジャンプ時のクッション性よりもシューズの軽さを重視する選手に向いています。
軽いシューズが好きな人
足を持ち上げたときの重さをできるだけ減らし、スピード感のあるフットワークをしたい人に適しています。
床を捉える感覚を重視する人
柔らかい厚底シューズよりも、足裏でコートの状態を感じながら動きたい人に向いています。
一方で、着地時の衝撃吸収を最優先したいアタッカーや、厚いクッションを好む人には、ウエーブモーメンタムなどのモデルが合う可能性があります。
ロイヤルフェニックス2は現在も購入できる?
ロイヤルフェニックス2は発売から年数が経過しており、2026年7月20日現在、通常の新品流通はかなり限られています。
専門店の商品ページでは購入不可、楽天市場の商品情報でも取り扱いなしと表示されています。
一部の通販サイトに在庫や価格情報が表示される場合がありますが、別商品の情報が混在している例も確認できるため、購入時には次の点を確認する必要があります。
- 品番が「V1GA1730」から始まっているか
- 希望するカラーとサイズか
- 新品か中古品か
- 長期保管品ではないか
- 箱やタグの商品名が一致しているか
特にV1GA173025は、商品検索で別カテゴリーのシューズ名が誤って表示されているケースがあります。価格比較サイトも情報の正確性を保証していないため、販売店の商品写真やタグを確認してから購入するのが安全です。
新品を選ぶならロイヤルフェニックス3も候補
ロイヤルフェニックス2が見つからない場合は、第3世代のロイヤルフェニックス3が比較候補になります。
ロイヤルフェニックス3は2020年6月25日に発表され、リベロ・セッター向けという基本コンセプトを継承しています。価格は13,200円、サイズは23.0~30.0cmで、ミズノ公式サイトに商品情報が掲載されています。
ロイヤルフェニックス2の軽い履き心地や低い接地感が好みの人は、3も検討しやすいでしょう。
まとめ
女子バレーボール日本代表のリベロ、小島満菜美選手と福留慧美選手の着用モデルとして確認できるのは、ミズノのロイヤルフェニックス2です。
小島選手は2025年VNLの写真調査、福留選手は2023年9月17日の写真調査で着用情報が掲載されています。
ロイヤルフェニックス2の主な特徴は、約250gの軽量設計、横ずれを抑えるアッパー、素早い切り返しを意識したソールです。
相手の強烈なスパイクに一瞬で反応しなければならないリベロにとって、軽さと足との一体感は大きなメリットになります。
ただし、ロイヤルフェニックス2は旧モデルのため、新品の在庫も限られています。
購入する場合は品番と商品の状態を確認し、入手が難しい場合はロイヤルフェニックス3も比較してみるとよいでしょう。


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